星うさ 大亜美 夜美奈を中心とした同人サイトです。苦手な方は閲覧されない事をお勧めします。
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落ちている間にパチパチして下さった方々本当に有難うございましたv
元気貰ってますv本当に嬉しいです♪♪
星うさの再会編の続きです。
これからまなか(妄想)ワールドの展開になっていくので
再度注意です。まもうさ派の人は読まないで下さいね。そして、まもうさ前提の星うさ派の方も
お勧めしません・・・。断然星うさ派!!!!!!って方だけ、そして笑って許して下さる方だけ
読んでやって下さい。
このシリーズ?は、星うさだけでなく、他推奨CP全部でてくる予定です。
今回は、また星野お休みで、まこちゃん視点で内部のお話。
それを踏まえて、まぁ見てやるかな方は、続きより読んでやってください。
「あっまこちゃんおはよー」
「えっ?うさぎちゃん?やばっ遅刻っ」
思わず走り出すまこと。
自分を見て走り始めたまことに怒りを覚え追いかけるうさぎ。
30m位走っただろうか、後ろから何か叫びにも似た声を発しながら
着いてくる彼女にやっと気を止める余裕が出て、足を止める。
「もうっ。私だっていつも遅刻ギリギリじゃないんだからねっ」
少し走っただけなのに、少女は肩で息をして、怒ったように話した。
「ごめんごめん。それよりさ、なんか良いことあった?」
よっぽど良い事があったのだろう。
怒っていた少女は、今の事はまるで無かったかのような笑顔になったのだ。
「うん。実はね。昨日、星野が家に来たの。でね?」
「え?え~~!?」
あまりにも急な話だったので声にならない声を発するまこと。
そんな彼女の口をうさぎは両手で押さえ黙らせる。
ジタバタしているまこととそれを必死に押さえるうさぎの姿を
遠巻きに登校して来る生徒が不信そうに見て先に正門へ入っていく。
「声がおおきいよっ」
「だっておどろくじゃないかっ。星野君が帰って来たって事は?」
「そうだよ。夜天君と大気さんも」
「二人には?」
「私はまだ会ってない。でも、星野の話だとそれぞれ美奈子ちゃんと亜美ちゃんに会ったみたいだよ」
「だろうな」
「二人の本当の笑顔久しぶりに見れるねっ。
レイちゃんにも今日直接会って話そうよ。まだ言ってないんだ。驚く顔みた~いっ」
「そうだね、うさぎちゃん」
無邪気に楽しそうに話す少女の姿を久しぶりに見た気がする。
まことは、そんな会話を交えながら、ついこの間自分の胸で泣いていたうさぎの事を思い出していた。
「さっ、亜美ちゃんは問題ないとして美奈子ちゃんももう来てる筈だよ。二人に昨日どうだったか聞こ~う」
嬉しそうに走って先に正門へ入って行くうさぎ。
(うさぎちゃんの本当の笑顔も久しぶりに見たよ…)
「おーい。今日は走らなくても大丈夫…ん?やばっこんな時間じゃんっ」
まことは自分の腕の時計を見ると、もう、SHRが始まる時間に後5分も無い事に気がつく。
(やっぱり、うさぎちゃんと一緒の登校だなんて、遅刻ギリギリじゃないかっ)
一つに束ねた栗色の綺麗な髪が、ダンスを踊りゆらゆらと揺れて風を切る。
今日の空は透き通るように青くまるで少女達の気持ちを表しているかの様に明るかった。
「本当に?」
「ホントホントっ!あの夜天君が私に会いたいが為にキンモク星の復興
作業頑張ったんだって~っ。きゃぁ美奈子幸せっ」
うさぎが提案した通り、彼女達は学校が終わった後それぞれ部活を
休んでまで、レイの家に集まり話に花を咲かせていた。
それ程まで、彼等が地球へ帰ってきた事を喜んでいるのだ。
「ハイハイご馳走様っ。んで、亜美ちゃんも大気さんに会えたのね」
「えっ?えぇ」
思わず赤くなり、両手で頬を覆いながら下を向く亜美。
「わ~っ亜美ちゃん顔真っ赤だよっ」
「うさぎ、やめなさいよっ」
「ごめ~ん」
「レイちゃんいいのよ。私、こんな気持ちはじめてだったの。
大気さんが帰って来て素直に嬉しいわ。それもみんなうさぎちゃんのお陰だもの・・・」
「ふぇ?私??」
亜美はうさぎに微笑むと自分の首に着けて貰ったネックレスを大事そうに握った。
「あっ、それどうしたの?」
「大気さんに貰ったの?可愛いチャームだね」
「え?うん。彼の星で採れる鉱石から作ったものなんですって。お土産」
亜美は恥ずかしそうにしながらも、笑って皆に見せた。
「とってもいい笑顔だよ。今まで我慢してた分これから沢山大気さんに甘えちゃいな」
「まこちゃん・・・有難う」
「ちょっと~。私だって沢山我慢したんだよっ」
膨れる美奈子をみんながからかう。
「そうだね。美奈子ちゃんのその元気がない時は本当に心配したよ」
「まこちゃんっっ、有難うっ」
うるうると目に涙を浮かべて感動している美奈子だったが、まことに礼を云うと
勢いよくうさぎに向き直る。
「ねぇねぇうさぎちゃん」
「ん?何?美奈子ちゃん」
「亜美ちゃんの首元・・・」
「えっ?」
思わず手で首を押さえる亜美。
「はは~ん」
「なっなに?」
「私、首元としか話してないのにどうして隠すのかな?」
「そうだよね~。星野が昨日言ってた事は本当だったんだ」
「うさぎちゃんっ、星野君と何を話してたの?」
「内緒っ」
「もう、うさぎちゃん?!」
「ちなみに首元には何にもないからねっ」
「みっ、美奈子ちゃんったら、もぅっ」
「「亜美ちゃんマジ天使…可愛い~」」盛り上がる3人を
口元には笑みを残しつつも少し寂しげに見つめる二人の姿があった。
「みんながこんなにも楽しそうにしている姿なんて久しぶりに見た気がするわ」
「ははっ。レイちゃんもそう思うかい?彼等の存在ってこんなにも大きいだなんて」
「えぇ。亜美ちゃんや美奈子ちゃんは本当に良かったと思ってるけど…」
「けど?」
「うさぎは可哀想だわ。あの子は現世のにおいても悲恋に終わるのね」
まことは、うーんと唸りながら無邪気に亜美と美奈子と戯れるうさぎを見つめた。
前世で結ばれる事が出来なかった地球のプリンス(王子)と月のプリンセス(王女)は、
現世において再び出会い恋に落ちた。
でも、その運命を狂わす人物、星野光が二人の間に現れたのだ。
「今のうさぎは衛さんではなく星野君を見てる」
「そうだね。本人は割り切ったとは言ってるけどね。
彼が帰って来た事でこんなにもイキイキとしているなんて」
「すぐにまた現状を悟って塞ぎこむのが目に見えてるわ。あの子の未来は決まってるんですもの。
うさぎは自分の気持ちを抑えて衛さんを選ぶわ」
「…だろうね」
うさぎの恋はいつの時代でも実る事はない。
運命と云うものは残酷だ。
本来なら知らなくても良い自分の未来を知ってしまったのだから。
「あのさ、でも私は未来って変わって…」
そう言いかけた所でうさぎ達が二人を呼ぶ。
「もう、レイちゃんにまこちゃん何二人で真剣に話しこんでるの?」
自分の事を話されているとは、知らずに無邪気に話かけてくるうさぎに
精一杯の笑顔を見せようとするレイ。
そんなレイを横目で気にする。
「いやぁ、レイちゃんには雄一郎さんがいるじゃないかって話をしてたんだよ」
「へ??まこちゃんっ?」
「なーんだっ。それならまこちゃんだって浅沼ちゃんがいるじゃない?」
「はははっ、うさぎちゃん、彼はそんなんじゃないよ」
「そうかしら?いつも先輩って話してるまこちゃんが年下の浅沼君と付き合う事になったらなんか
運命を感じるわ。素敵だと思うけど」
「そうそう、うちらの正体何気に知ってて黙っていてくれてるなんていい彼だよね~。可愛いし」
「亜美ちゃんに、うさぎちゃんっ。違うってば。本当に可愛い後輩としか思ってないって」
「またまたぁ~。よ~しっ月曜日から夜天君達が学校に来るからそれまでガールズトークしよぉっ」
「ダメよ。いつまでもうるさいったらありゃしない。時間になったら帰ってよねっ」
「え~っレイちゃん意地悪~っ」
こうして笑い合って話に興じた少女達。
こんな時間がいつまでも続けばいいと、願うばかりのまことであった。
「うさぎちゃんがお風呂に入ってる間に携帯がなってたわよ」
長い髪を丁寧にタオルで拭きながら自室に戻って来たうさぎに
先にベッドの上で横になっていたルナが話しかける。
有難うと言いながら、机の上に置いておいた携帯に
手を伸ばし、誰からの着信か確認しようとディスプレイを覗き込む。
「あっ、星野からだ」
ルナから見てもうさぎの様子が変わったのが手に取るように分かる。
星野を選んでいいんだよと、言いたいがそう言えない立場にあるルナも
また、レイと同じ様に複雑な心境を悟られないようにしていた。が・・・。
「心配しないで。大丈夫だってルナ。私達『お友達』だから」
「あのっ。そうじゃなくて…」
話しかけようとしたルナに、にこやかに笑い
シーッと人差し指を唇につけるうさぎ。何も言わなくてもいいよとの
うさぎからのジェスチャー。
「あっもしもし?ごめん。今お風呂に入ってて。
何なに?え?ばっかじゃないのっ。乙女にそう言う事聞くんじゃないわよっ。全く…。
まぁ、いいわよ。許してあげる。で?うん…うん。ホントー?行く行くっ」
ツーツーツーッ。
(全く、女ってのはどうしてこうも長電話なんだっ。うさこの奴誰と話こんでいるのやら)
「どうしたんだい?衛君?」
「あっ?否何でもないさ」
何度電話してもいつまでも繋がらない彼女の携帯。
この時はまだ、星野が帰ってきたことを知らない彼は、また今度電話をするかと
静かに自身の電話を折りたたむとポケットにしまった。
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そしてまもちゃんが星野のこと知ったらdぷなるかなぁ・・
うさをかけてバトルだッ!!!ってなったらおもしろそうです☆
そして、外部は小悪魔希望☆衛さんはある意味、ネ申だねvv
ふふふっ。流石の読みですね^▽^
バトルらしき事になる展開ですv(あっ、言っちゃった笑)